PSEマークとは?中国輸入の電化製品を日本で販売するための完全ガイド
2025-06-19 16:26:31
目次
PSEマークとは?中国輸入の電化製品を日本で販売するための完全ガイド
目次
- はじめに
- PSEマークとは?
- PSEマークが必要な主な製品例
- PSEなしだとどうなる?
- 対応方法はある?
- 1688での仕入れ時の注意点
- まとめ
はじめに
中国輸入市場では、モバイルバッテリー、ヘアアイロン、加湿器、USBファンなどの電化製品は非常に人気のあるジャンルです。特に夏場にはサーキュレーターやハンディファンなどがバカ売れするケースも。
ですが、仕入れてそのまま販売できるとは限りません。
日本で電気製品を販売するには「PSEマーク」が必要なのをご存じでしょうか?
PSEマークとは?
PSEマークとは、「Product Safety Electrical Appliance & Material」の略で、電気用品安全法(DENAN法)に基づく安全性確認済みの証です。
日本で販売される特定の電気製品には、このマークが義務付けられています。
- *「特定電気用品(特定PSE)」→ 菱形PSEマーク
- *「それ以外の電気用品」→ 丸形PSEマーク
PSEマークが必要な主な製品例
カテゴリ | PSEの有無が必要な理由 |
---|---|
モバイルバッテリー | 火災リスクが高く規制対象 |
ヘアアイロン | 発熱を伴う家庭用電化製品 |
サーキュレーター | モーター内蔵の風力製品 |
電気ケトル | 電源直接接続の発熱製品 |
延長コード | 感電・過電流リスクあり |
PSEなしだとどうなる?
- 🚫 日本国内で販売できません
- 🚫 フリマ・ECサイトでも削除対象(メルカリ・楽天・Amazonなど)
- 🚫 仕入れ時の税関で止められる場合も
輸入自体は可能なこともありますが、「販売」はできません。
法律に違反した場合は販売業者側が罰則を受ける可能性もあります。
対応方法はある?
-
すでにPSEマークのついた商品を仕入れる
→ 1688で「PSE认证済」などと書かれた商品を探す。 -
自社でPSE認証を取得する
→ 検査機関を通じて申請(数万円〜十数万円/商品、約2〜3ヶ月) -
PSE不要の商品を選ぶ
→ 電池不要の製品やUSB給電型など、規制対象外を選定する。
1688での仕入れ時の注意点
- 🔍 商品名や説明に「PSE认证」や「已通过PSE」などの記載があるか確認
- 📩 仕入れ前に販売者へ「日本販売可否」や「証明書の有無」を問い合わせ
- 📄 証明書があれば、必ずPDFなどで確認を取る
まとめ
内容 | ポイント |
---|---|
PSEマークとは | 日本の電気用品安全法に基づく適合証 |
なぜ必要? | 安全性を保証し、販売許可を得るため |
方法は? | PSE取得済商品の仕入れ or 自社申請 |
注意点 | 認証なし商品の販売は禁止・罰則あり |
電化製品の仕入れは利益率が高い一方で、法規制を理解して正しく対応することが重要です。
1688Japanでは、安全に仕入れできる商品や業者探しもお手伝い可能です。
ご不安な方はぜひお気軽にご相談ください。