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洗濯表示マーク完全ガイド

2025-06-18 18:58:26

目次

洗濯表示マーク完全ガイド

目次

  • まえがき
  • 基本記号の種類と意味
    • 洗濯に関するマーク
    • 漂白に関するマーク
    • 乾燥に関するマーク
    • アイロンに関するマーク
    • クリーニングに関するマーク
  • 付加記号の種類と意味
  • 細分化した表記種類
  • 洗濯表示マークの正しい読み取り方
  • 注意すべきポイントとよくある誤解
  • 洗濯表示がない場合の対処法
  • まとめ

洗濯表示マーク一覧


まえがき

洋服を買ったとき、タグについている「洗濯表示マーク」をちゃんと見ていますか?これらの記号は、洗濯時に生地を傷めず長持ちさせるための重要なサインです。この記事では、家庭で役立つ洗濯表示マークの読み方・使い方をわかりやすく解説します。

洗濯表示マークは、衣類の洗濯・乾燥・アイロンなどの取り扱いに関する注意事項を、記号で示した国際的なルールです。2016年から日本でもISO(国際規格)に準拠した表示方法に変わりました。洗濯表示は基本記号と付加記号に分かれます。詳細は下記をご覧ください。


基本記号の種類と意味

洗濯表示マーク一覧

洗濯に関するマーク

  • 桶のマーク:水洗い可能かどうかを示します。数字は水温を表し、「40」なら40度以下で洗えるという意味。
  • ×マーク付き:洗濯機や手洗い不可。

漂白に関するマーク

  • 三角マーク:漂白が可能。
  • 三角に×:漂白不可。

乾燥に関するマーク

  • 四角いマーク内に丸:タンブル乾燥可能。点の数で温度を示す。
  • 四角+横線:自然乾燥を示す。陰干し、平干しなどの指定あり。

アイロンに関するマーク

  • アイロンの形の記号:アイロンがけ可能。点の数で温度を表す。
  • ×マーク付き:アイロン禁止。

クリーニングに関するマーク

  • 丸の中にアルファベット:ドライクリーニングの可否を示す(P=パークロロエチレン、F=石油系など)。
  • Wのマーク:ウェットクリーニング。

付加記号の種類と意味

洗濯表示マーク一覧

洗濯表示に使われる付加記号は、処理の強さ・温度・禁止などを細かく示すために使用されます。以下に各記号の意味を一覧でまとめます。

記号意味説明
―(一本線)弱い処理洗濯・脱水・乾燥・アイロンなどをやさしく行う必要がある素材に使用。例:弱回転、短時間処理など。
=(二本線)非常に弱い処理デリケートな素材に使用。例:極弱水流やスチームなしアイロンなど。
低温処理処理温度が**低温(〜40℃)**であることを示す。
●●中温処理処理温度が**中温(〜60℃)**であることを示す。
●●●高温処理処理温度が**高温(〜95℃)**まで可能なことを示す。
×操作の禁止該当する処理自体をしてはいけない。例:洗濯機不可、アイロン禁止など。

使用例

たとえば次のように組み合わせて使われます:

  • 洗濯マーク + ― → 弱い洗濯
  • アイロンマーク + ●● → 中温アイロン可
  • タンブル乾燥マーク + × → 乾燥機使用禁止

細分化した表記種類

洗濯表示において基本となる記号は5つありますが、その中の「乾燥」には、機械乾燥(タンブル乾燥)と自然乾燥の2系統があり、また「商業クリーニング」に関しても、ドライクリーニングとウェットクリーニングの2つの種類に分かれています。
そのため、実際の運用では処理工程ごとに7つのカテゴリに分類された記号が使われているのが実情です。
さらに、温度の上限や洗い方の強さなどを示す補助的な記号(付加記号)によって条件が細かく指定されるため、すべてを含めると合計で41種類の記号が定められています。
製品ごとに適した表示を作成する際は、各工程に対応する記号を1つずつ選び、それらを組み合わせて、総合的な取扱いラベルが完成します。

洗濯表示マーク一覧

表記例をご覧ください

洗濯表示マーク一覧

洗濯表示マークの正しい読み取り方

洗濯表示は「洗濯 → 漂白 → 乾燥 → アイロン → クリーニング」の順に並んでいます。一つでも誤解すると、服を傷めたり縮めたりする原因になります。特に「乾燥機使用可」と「陰干し」の違いは要注意です。


注意すべきポイントとよくある誤解

  • 「手洗い可」と「洗濯機使用可」は別物です。手洗いのみ可能な衣類を洗濯機に入れると型崩れの恐れがあります。
  • 点の数は温度を意味します。点が多いほど高温OKですが、生地の強度を考慮しましょう。
  • 新しい洗濯記号に切り替わっているため、昔のマークと混同しないようにしましょう。

洗濯表示がない場合の対処法

古着や海外製のノーブランド品には、表示がないこともあります。その場合は以下を参考にしてください:

  • コットン素材 → 洗濯機OK(中性洗剤+ネット推奨)
  • ウール・シルク → 基本的に手洗いorドライクリーニング
  • 合成繊維(ポリエステルなど) → 弱水流&低温乾燥

まとめ

洗濯表示マークは、服を長くキレイに保つための必須知識です。覚えてしまえば、日々の洗濯がぐっと楽になります。もし迷ったら、タグを見る→記号を調べる→正しく扱う。この3ステップを意識しましょう。
洗濯表示にまだ疑問をお持ちの方は、こちらのウェブサイトをご覧ください: https://www.qtec.or.jp/knowledge/japan-display/handling/